<あま酒&発酵生活>
体の内側からキレイになる -レシピ付き-
夏のオフィスは冷房キンキン、体もひえひえ……。なかなか自分のためだけに温度設定を変えることもできず、悩みのタネですよね。しかもそれが毎日となると、慢性的に体が芯から冷えてしまい、おなかの調子も悪くなりがち。なにか冷え対策もしながら、上手におなか対策できることってないのかな?
そんな働く女性におすすめなのが、オフィスのおやつタイムの有効活用。
体を温める効果のある「しょうが」を使ったおやつと、腸内環境を整える効果を期待できる「あま酒」が、イイ感じなんです。
しょうがは、薬膳的にも体を温めることでよく知られている食材で、ちょっぴり刺激的で爽やかな香りもいいですよね。これをクッキーに入れて、体ポカポカのオトナ女子おやつにしてみてはいかが?
プラス、合わせるドリンクは紅茶やお茶ではなく、“飲む点滴”ともいわれるあま酒にすれば、冷えて調子を悪くしがちなおなか対策もバッチリです。
<しょうがのさくさくクッキー>
(材料)
作りやすい分量(約10枚分)
・薄力粉……150g
・ベーキングパウダー……大さじ1/2
・ベーキングソーダ……小さじ1/4
・砂糖……大さじ1
・塩……ひとつまみ
・しょうがのみじん切り……小さじ2
・バター……80g
・卵黄……1個分
(作り方)
1.ビニール袋に薄力粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、砂糖、塩を入れる。
袋の口を手で閉じてよく振って混ぜ合わせる。
2.しょうがと、コロコロに切ったバターを1に入れ、袋の口を手で閉じてよく振る。
袋の外から手で揉みながら材料をまとめて筒形にし、
ラップをして冷蔵庫で15分おく。
3.オーブンを180度に温める。
4.2.を取り出して1cm幅に切り、オーブンシートをのせた天板において、
表面に卵黄を塗って約15分焼く。
市販のしょうがクッキーでももちろんいいのですが、このレシピなら甘さ控えめで糖分の摂り過ぎが気になる人にもおすすめ。さくさく食感としょうがの香りのよさも、オフィスでの深呼吸にひと役買います。そして一緒に飲むあま酒は、菊水の「十六穀でつくった麹あま酒」をぜひ。冷やさず、カップに移して温めるか、もしくは常温で。せっかくしょうが効果で温めた体を、ドリンクで冷やすのは避けたいですよね。
また菊水の「十六穀でつくった麹あま酒」は難消化性デキストリン配合なので、体内に吸収されやすい単糖への分解を抑制する効果も。それにより、血糖値の上昇も抑えてくれるんです。また便秘の改善効果も期待できるので、続けて飲むことでおなかの調子も整えてくれます。
一日中オフィスワークが続く女性の夏の冷房対策に、これからはしょうがとあま酒、プラスしてみませんか? 続けることで“ジワジワ効く”感じが、伝わると思います。美味しいおやつタイムで、楽しく夏を乗り切りましょう。
『十六穀でつくった麹あま酒PLUS』商品情報
https://www.kikusui-sake.com/amazake-plus/
フードコーディネート・薬膳監修/タカハシユキ(国際中医薬膳師)撮影/中原一隆 文/中川節子