北越後だより

2021年01月07日

カラダの中から健やかに。日本人なら知っておきたい「発酵食のキホン」 〜vol.1 発酵ヂカラで免疫力アップ!〜

<あま酒&発酵生活>   体の内側からキレイになる -レシピ付き-   最近つとによく耳にする“発酵食”。いざどんなものがそれに該当するの? と考えると、なにやら難しそうにも聞こえますが、私たち日本人が普段から食べているものには、発酵食品がいっぱい! たとえば、お味噌汁に使う味噌や、出汁をとるときの鰹節、調味料の醤油、納豆やお漬物なども発酵食。そう、じつは、日本は発酵王国と言われるほどの発酵先進国。しかも発酵食は、美味しくって栄養豊富、さらには腸内環境を整え免疫力を高める、ヘルシーライフをサポートするスゴい食べ物なんです。こんなうれしい魅力満載の発酵食は、日々の食事にどんどん取り入れたいもの。早速、おすすめのレシピをご紹介します。         <鶏肉のあったかグラタン>     (材料)  1人前 ・鶏むね肉……1枚(モモでもOK) ・スーパー酒粕 さかすけ……1/2カップ ・味噌……大さじ1 1/3 ・溶けるチーズ……適量 ・塩……少々 ・サラダ油……適量   (作り方) 1.鶏肉はひと口大に切り、塩少々をふる。 2.フライパンに油を入れて中火にかけ、鶏肉に火が通るまで焼く。 3.耐熱容器を用意する。内側に油を塗り、2の鶏肉を入れる。 4.ボウルに「スーパー酒粕 さかすけ」と味噌を入れてよく混ぜ合わせ、3にまんべんなくかける。 上からチーズを散らしてトースターでチーズが溶けるまで焼く。     味噌とチーズのコク旨な味がしっかり染み込んだ鶏肉は、「スーパー酒粕 さかすけ」の乳酸菌や麹効果もあり、パサパサにならずしっとり。香ばしく焼けば、お酒にもよく合う味わいになります。これに合わせるなら、「菊水の純米酒」がおすすめ。ひやでも、冬の寒い時などは特に、お燗にして合わせてもぴったりです。味噌や、酒粕ベースの「スーパー酒粕 さかすけ」が日本酒に合うのは言わずもがなですが、チーズとの相性も抜群なんですよ。   「鶏肉のあったかグラタン」で使う発酵食品は、味噌、チーズ、そして菊水の「スーパー酒粕 さかすけ」。大豆に米や麦などの麹を加えて発酵・熟成させて作る〈味噌〉は、日本人にとってなくてはならない、身近な調味料。血圧上昇の原因となる酵素を阻止する成分や、含まれる脂溶性物質には免疫力を高める効果もあります。〈チーズ〉は、加熱せず乳酸菌や酵素などの活性を残したナチュラルチーズと、ナチュラルチーズを加熱して発酵を止め、味を整えて加工したプロセスチーズとありますが、いずれも代表的な発酵乳製品。タンパク質や各種ビタミン、カルシウムなどの豊富な栄養が凝縮しています。そして菊水の「スーパー酒粕 さかすけ」は、清酒の製造工程から生まれた醗酵食品〈酒粕〉を乳酸菌で醗酵させた、ダブル醗酵食品です。酒粕がヨーグルト化したような味わいとテクスチャーで、酒粕よりアップした栄養と機能性成分を持つ、未知の可能性を持つスーパー酒粕なんです。これら3種の発酵食品を使った、“トリプル発酵”グラタンで、免疫力のアップ、そして旨味もアップの美味しい生活、送りましょ。       「スーパー酒粕 さかすけ」を鶏肉に混ぜてから焼けば、しっとり仕上げに。また焼きあがりにトッピングというのもアリ! 「スーパー酒粕 さかすけ」は塩分ゼロなので、塩分そのままに旨味をアップできます。     『スーパー酒粕 さかすけ』商品情報 https://www.kikusui-sake.com/amazake-plus/   フードコーディネート/タカハシユキ 撮影/中原一隆 文/中川節子

2020年10月13日

乾燥が気になり始める季節。うるおい食材をプラスして風邪予防

<あま酒&発酵生活>   体の内側からキレイになる -レシピ付き- すっかり秋めいてきた今日この頃。過ごしやすくなってきたのはいいことなのですが、気温差による体の疲れや、肌や喉の乾燥が、気になり始めていませんか? 特に喉の乾きは咳にもつながり、悪化すれば肺を痛めたり風邪をひく原因にもなり、なかなか厄介。できるだけ日々のケアを心がけて、日常からうるおいをキープしたいものです。 そこでオススメの食材が、「れんこん」。れんこんには肺をうるおす効果が期待でき、喉の乾燥予防、風邪の予防にもおすすめなんです。   れんこんの主な栄養成分は、糖質、ビタミンC、カリウムのほか、皮の部分には渋み成分でもあるタンニンを含んでいます。なかでもビタミンCの成分による疲労回復効果や、れんこんの薬膳的効能による肺をうるおす効果が、乾燥予防、風邪予防にうってつけなんです。 そこで今回は、この「れんこん」と、整腸作用にもひと役買う「あま酒」を使った、簡単“うるおい促進スープ”をご紹介します。       <れんこんすりおろしスープ>     (材料)  1人前 ・れんこん(すりおろし)……1/4カップ(75g) ・十六穀でつくった麹あま酒豆乳ブレンドPLUS……120㎖ ・しょうが汁……少々 ・三つ葉……適宜   (作り方) 1.れんこんはよく洗い、皮ごとすりおろす。 2.鍋にあま酒を入れて沸かし、1のおろしれんこんを加える。 とろみが出てきたら、しょうが汁を加えて火を止める。 3.器に注ぎ、三つ葉を飾る。お好みでれんこんチップスを添えても。   れんこんは食べ応えのある食感も魅力ですが、今回のようにすりおろせば口当たりも滑らかになり、スープにぴったり。また、とろみもつくので、少量でもボリュームを感じられて満足度も高めです。 加えるあま酒には、大麦や発芽玄米など多彩な十六穀がすりつぶすことなく入っている、菊水の菊水の「十六穀でつくった麹あま酒 豆乳ブレンドPLUS」が、スープの手軽な具の代わりにもなっておすすめ。さらに豆乳には、れんこん同様、体をうるおす効果もあるので、Wうるおい効果が期待できます。 加えて、「十六穀でつくった麹あま酒 PLUS」シリーズは、体内に吸収されやすい単糖への分解を抑制する効果の難消化性デキストリン配合なので、野菜のなかでは糖質高めのれんこんを使っていても、糖質抑制効果が期待できて、なんだかいいことづくめなんです。       れんこんの代わりに、同じく肺をうるおす効能のある梨を使うのもおすすめです。その場合は加熱せず、すりおろしてそのまま「十六穀でつくった麹あま酒 豆乳ブレンドPLUS」と混ぜて、スイーツドリンクのように楽しんでも。体の内側からうるおって、美味しく乾燥&風邪予防、してみませんか?。     『十六穀でつくった麹あま酒 豆乳ブレンドPLUS』商品情報 https://www.kikusui-sake.com/amazake-plus/   フードコーディネート・薬膳監修/タカハシユキ(国際中医薬膳師)撮影/中原一隆 文/中川節子

2020年08月13日

オフィスの冷房対策に効く、続けるといいことってなに?

<あま酒&発酵生活>   体の内側からキレイになる -レシピ付き- 夏のオフィスは冷房キンキン、体もひえひえ……。なかなか自分のためだけに温度設定を変えることもできず、悩みのタネですよね。しかもそれが毎日となると、慢性的に体が芯から冷えてしまい、おなかの調子も悪くなりがち。なにか冷え対策もしながら、上手におなか対策できることってないのかな?  そんな働く女性におすすめなのが、オフィスのおやつタイムの有効活用。 体を温める効果のある「しょうが」を使ったおやつと、腸内環境を整える効果を期待できる「あま酒」が、イイ感じなんです。   しょうがは、薬膳的にも体を温めることでよく知られている食材で、ちょっぴり刺激的で爽やかな香りもいいですよね。これをクッキーに入れて、体ポカポカのオトナ女子おやつにしてみてはいかが? プラス、合わせるドリンクは紅茶やお茶ではなく、“飲む点滴”ともいわれるあま酒にすれば、冷えて調子を悪くしがちなおなか対策もバッチリです。       <しょうがのさくさくクッキー> (材料)  作りやすい分量(約10枚分) ・薄力粉……150g ・ベーキングパウダー……大さじ1/2 ・ベーキングソーダ……小さじ1/4 ・砂糖……大さじ1 ・塩……ひとつまみ ・しょうがのみじん切り……小さじ2 ・バター……80g ・卵黄……1個分   (作り方) 1.ビニール袋に薄力粉、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、砂糖、塩を入れる。 袋の口を手で閉じてよく振って混ぜ合わせる。 2.しょうがと、コロコロに切ったバターを1に入れ、袋の口を手で閉じてよく振る。 袋の外から手で揉みながら材料をまとめて筒形にし、 ラップをして冷蔵庫で15分おく。 3.オーブンを180度に温める。 4.2.を取り出して1cm幅に切り、オーブンシートをのせた天板において、 表面に卵黄を塗って約15分焼く。     市販のしょうがクッキーでももちろんいいのですが、このレシピなら甘さ控えめで糖分の摂り過ぎが気になる人にもおすすめ。さくさく食感としょうがの香りのよさも、オフィスでの深呼吸にひと役買います。そして一緒に飲むあま酒は、菊水の「十六穀でつくった麹あま酒」をぜひ。冷やさず、カップに移して温めるか、もしくは常温で。せっかくしょうが効果で温めた体を、ドリンクで冷やすのは避けたいですよね。 また菊水の「十六穀でつくった麹あま酒」は難消化性デキストリン配合なので、体内に吸収されやすい単糖への分解を抑制する効果も。それにより、血糖値の上昇も抑えてくれるんです。また便秘の改善効果も期待できるので、続けて飲むことでおなかの調子も整えてくれます。     一日中オフィスワークが続く女性の夏の冷房対策に、これからはしょうがとあま酒、プラスしてみませんか? 続けることで“ジワジワ効く”感じが、伝わると思います。美味しいおやつタイムで、楽しく夏を乗り切りましょう。     『十六穀でつくった麹あま酒PLUS』商品情報 https://www.kikusui-sake.com/amazake-plus/   フードコーディネート・薬膳監修/タカハシユキ(国際中医薬膳師)撮影/中原一隆 文/中川節子