北越後だより

つぶやきレシピ |日々のささやかな“つぶやき”が、極上のつまみに変身

日常に起こる、ほんのささいな出来ごと。ちょっぴりうれしかったことや、思わずクスッとしてしまったこと、はたまたついボヤきたくなるようなプチ残念なことなどなど……。

そんなとき、思わず口に出してつぶやいてしまうひと言が、今宵の〈つまみ〉に変身したら、なんだか楽しい。さらには、相性抜群のお酒とともに味わえば、明日もきっといい日!

 


 

 

 

 

Vol.2 
「麦茶を買った自販機で“アタリ”が出た!

最近あまり見かけなくなったと思っていたクジ付きの自販機。それだけでもレアなのに、まさかの“アタリ”が!予期せぬ出来事ほどうれしいことはないわけで、でももう1本飲んだらお腹もガブガブ……。
そうだ今宵はこれを使って、旨つまみに変身させよう!ラッキー効果で、アイデアも冴えますっ。

 

 

「豚肩肉の麦茶煮」

(材料)作りやすい分量

 ・豚肩塊肉……350〜400g

 ・麦茶………500㎖ぐらい(ひたひたの量でOK)

 ・漬け汁(醤油 50㎖、酒・酢・みりん 各大さじ1と2/3)

 

(作り方)

 1.小さめの鍋に豚肩肉と麦茶を入れて、強火にかける。

沸騰したら弱火にしてクッキングシートなどで

落とし蓋をして約30分煮る。

2.別鍋に漬け汁の材料をすべて入れ、ひと煮立ちさせておく。

3.1の豚肉を2に漬け、そのまま冷ます。

耐熱ビニール袋などに入れると保存しやすい。

食べやすい薄さにスライスして皿に盛る。

 

 

 

◎合わせたいお酒/「菊水の辛口」

 

漬けダレがしみ込んだ豚肉は、お酒との相性も抜群! なかでも、飲みごたえのある旨さと冴えわたるキレが特長の「菊水の辛口」と合わせれば、飲む手、食べる手が止まらない幸せのループ状態に。麦茶で煮れば豚肉の臭みも抑えられ、さらには香ばしさもプラスされるので、お酒の味わいも生かして殺さずと効果絶大。豚肉は冷蔵庫で3〜4日保存もOKです。

 

フードコーディネート/タカハシユキ 撮影/中原一隆 文/中川節子