皆さんこんにちは。菊水酒造です。
140周年キャンペーンコラムをご覧いただきましてありがとうございます。
この連載をご覧いただき、北越後を実際に旅しているかのように楽しんでいただけたら幸いです。
今回は、「”北越後の旅”気分プレゼントキャンペーン」賞品の一つ、『新発田産コシヒカリ』の魅力を、皆様にたっぷりお届けします。ぜひ最後までご覧くださいませ。
※キャンペーンのご応募は現在終了しております
晴天の中、車を走らせて
菊水酒造の本社がある新発田市島潟から、北上すること10分。
綺麗な田んぼ道の先に「北越後新発田産コシヒカリ」を育てる「そうえん農場」があります。
新潟のゴールデンウィークの風物詩
新潟のゴールデンウィーク時期の風景と言えば、皆さん何を思い浮かべますか?
新潟は、連休の少し前頃から田植えが始まり、一面茶色だった田園風景が段々と緑で染まっていき、青い空と緑のコントラストがとても清々しい風景が一面に広がります。
それが、新潟のゴールデンウィークの風景。
連休最終日は休みが終わってしまう寂しさがつきものですが、新潟のゴールデンウィークはちょっと違います。田んぼの稲たちが元気に上を向いて伸びようとしている姿に元気を分けてもらえて、また頑張るか!という気分にしてもらえます。
田舎に帰ってきた皆さんがまた帰って来たいと思える景色。そんな田園風景をつくってくれている「そうえん農場」さん。
私たちが訪問した日は、ちょうどその田植え作業が落ち着き、田の水管理を行っていた頃。そう教えてくださったのは、『新発田産コシヒカリ』を作っている「そうえん農場」の下條荘市さんです。
新潟県新発田市にある「そうえん農場」さんは、美味しいものを作り、美味しく食べてもらいたいという思いで、農作物を育てています。
この思いはとても強く、「JGAP認証」や「穀物検査場及び穀物検査資格」など、食の安全や環境保全に取り組む資格を認証・取得されるほど。
さらに、品種改良した作物の生育試験や、農業管理システムの開発支援を行うなど、地域にも大きく貢献されています。
溢れだす魅力的な人柄
お米作りの知識に関しては、ほぼゼロと言ってもいい私たち。
そんな私たちにも分かりやすいように、専門用語をかみ砕いて、例えを交えながら説明してくれる下條さん。その眼差しは、とても熱く、日頃から対話をしながら農作物と向きあっている姿が思い浮かびます。
愛情たっぷり『新発田産コシヒカリ』
今から24年前に、勤めていたJAをやめ、42歳から農業を始めたという下條さん。
今では、農業を始めた時の10倍以上にあたる「23ヘクタール」ある農地を管理されているそうで、繁忙期には人員を増やして作業を行うこともあるそうです。
~お米ができるまで~
・種まき(4月下旬)…田に植える苗を育てます
・代かき・田植え(5月上旬から中旬)…田の土を整え、苗を植える
・水管理や除草作業(6月上旬)…稲が元気よく育つように環境を整える
・中干し(6月中旬)…田の水を抜き、稲に危機感を与えて無効分けつ(稲にならない茎)を抑制
水を入れる(6月下旬)
・追肥(7月下旬)…出穂後、稲の赤ちゃんである幼穂が茎の中にできたらご飯となる追肥を行う
・害虫管理(8月)
・稲刈り(9月)
・稲を乾燥させ、玄米にする(9月・10月)
皆さんもご存じの通り、ほぼ1年間をかけて、稲と向きあうお仕事。私たちの手元に届くまでに、長い月日をかけてたっぷりと愛情が注がれます。
昔から「お米一粒でも残したらバチがあたる」と言いますけども、それも納得です。
その時々で変わる顔
1年を通して、作業をしていると、稲たちの様子が違うように、その日その日で見える風景も違うのだとか。
今回は特別に、写真愛好家でもある下條様にとっておきの写真をいただきました!
皆様にも「北越後の大地」の素晴らしさと美しさを感じていただけたら嬉しいです。
一番好きな景色をお伺いしたところ「やっぱり、稲穂が頭垂れてる姿だねぇ~」とはにかむ下條さん。
やっぱり、手塩にかけて育ててきたお米が収穫に近づいた姿は、何物にも代えがたい達成感と嬉しさがありますよね。
『新発田産コシヒカリ』そのおススメの食べ方は?
「にぎりまんまが一番。」と下條さん。
おススメの具材は新潟県村上市の塩引き鮭とオカカ!と即答。のりを巻かずに、味付けはほんの少しのお塩でオッケーとのこと。
これぞ「至高のにぎりまんま!」
お米一粒一粒がしっかり立って、口に含んだ時が本当に至福の時でした。塩だけでとても十分!噛めば噛むほど甘みが増して、次から次へと口にほおばってしまう美味しさ。
新潟北越後の米最高です!!丹精込めたお米、しっかりといただき、元気を分けてもらいました。
皆様もぜひ、賞品の1つ「笹川流れの塩」も使って、「北越後の恵み」をご堪能下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
謝恩
このたびは、「北越後の旅気分プレゼントキャンペーン」にご応募いただきまして、誠にありがとうございました。
菊水が創業140周年を迎えることが出来ましたのも、みなさまの一缶、一杯に支えていただいたおかげでございます。
菊水は、これからも人々の心豊かなくらしに寄り添いながら、お客様のご期待にお応えできるよう精進して参ります。何卒変わらぬご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。